· 

同伴避難専用避難所3

 

前回は一頭もペットが入居せずに閉鎖された同伴避難専用避難所の事と災害と地域コミュニティの関係性について書きました。
確かに、災害時にその「余裕」があるのならば、「同伴避難専用避難所」の設置が必要です。

また、地方では地域コミュニティとの関係性も大きなファクターとなりますが、東京などの大都会では逆に「専用避難所」の設置が必要となる可能性も高まるのではないかと考えています。

ただ私たちが認識しておかなくてはいけない事は「専用避難所」の設置はペットと暮らす人々と、そうでない人々を完全に分離する、分断すると云う事だと云う事です。

災害と云う緊急時ですから、それも緊急対応として正解です。

ただ、あくまでもそれは「対処療法」だと認識しておく必要があると思います。

ペット防災の本質は、「日頃からのペットと暮らす飼い主とそうでない人たちとの地域コミュニティでの共生」であり、
「飼い主が日頃からマナーを守り、そうでない人への配慮をする事」でそんな地域コミュニティを作っておく事なのです。

それは「専用避難所」の設置による飼い主とペットたち、そうでない人たちの「分断」とは正反対の事なのです。