譲渡条件が厳しい?

保護団体の譲渡条件が厳しい。
よく聞く言葉で、愛護団体の調査によると何故保護動物ではなく、ペットショップから犬や猫を購入したのかとの問いに保護団体の譲渡条件の厳しさがその理由として挙げられている。
確かに条件が厳しい面があるのは確かですが、では譲渡拡大の為に条件を緩和すればいいのか?
それは本末転倒だと思います。

自治体や保護団体によっては譲渡会の場で「お持ち帰り」をさせているケースもありますが、それではペットショップの無責任な販売方法と変わらない。

そんな事をしていれば、永遠に保護犬、保護猫が存在し続ける状況にもなりかねません。

新しい飼い主がきちんと適正飼養出来る環境にあるのか?

そもそも譲渡を受ける資格があるのか?

それを確かめずしての譲渡など、譲渡の本来の目的である「犬と猫の幸せ」が実現出来る訳がありません。

もちろん今の画一的な譲渡条件に問題がない訳ではありません。
でもそれは保護団体の人手不足や、ゼロに追われている状況がそうさせているのだと思います。
ゼロに追われて譲渡を急いだり、人手不足で事前調査、追跡調査とフォローアップが出来ない現状が、画一的で、厳しい条件にならざるを得ない理由だと思います。
しっかりとした事前調査、追跡調査とフォローアップが出来れば例えば今は譲渡条件ではねられてしまう高齢者や独身者への譲渡もケースバイケースで可能となるはずです。
譲渡条件だけを緩和して、事前調査、追跡調査とフォローアップは行わない譲渡は適正な譲渡とは言えません。

譲渡の拡大の為に譲渡条件を緩和するだけでは、新しいペットショップの流通の形を作り出すだけです。

生体小売業の規制は置き去りにし、譲渡条件が厳しいからペットショップに負ける、だから条件を緩和しろ?

おかしくありませんか?

それよりも、生体小売業の規制を行った上で、譲渡に関わるマンパワーを増やし、フォローアップ体制を整えた上でのケースバイケースの譲渡を行う事での譲渡拡大を行うべきです。

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コメント: 1
  • #1

    石野さとみ (月曜日, 13 11月 2017 11:02)

    簡単に手に入るペットショップ。だからペットに対する愛情も薄くなるのでは。本当に動物が可愛いと思えて、大事にしなきゃと思うのだったら、少し位言われても譲渡条件が厳しくても、頑張れるのでは無いでしょうか。高齢者が飼えなくなって、その大事にされて来たペットを家族身内が引き取って育てるのも、大事な事なんじゃ無いでしょうか。私の今のペットは親が飼えなくなって、私が代わりに育てて居る犬です。10才ですが、これからもずっと一緒の大事な家族だと思って居ます。