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殺処分ゼロ20✕✕年迄に?

最近よく「20✕✕年迄に殺処分をゼロに」そんな言葉を見たり、聞いたりします。
殺処分をゼロにする事はHUGも望む事で、いい事です。
それは間違いありません。

でも何故かその言葉に凄く違和感を覚える自分がいます。

殺処分ゼロとは「行政の施設での殺処分がゼロの状態」です。
「行政の施設」では殺さない。
いい事ですね。悪い事の筈がない。

でも凄い違和感があります。

行政の施設で殺さない事が犬と猫たちの幸せとイコールなのでしょうか?

センターの外の犬や猫たちの状況が変わらなくてもゼロは実現出来ます。

センターからシェルターへ場所が移ればゼロになります。

センターが引き取り拒否すればゼロになります。

センターの外では変わらず犬や猫たちが泣いていてもゼロは実現出来ます。

ゼロの形が問題で、数字のゼロは本当は意味を持たない。

でも「20✕✕年迄に殺処分をゼロに」と大きなゴールを掲げてしまえば、そのゼロが実現した時に、ゼロが犬と猫たちの幸せとイコールにされてしまうのではないか?

ゼロと云うゴールのテープを切った瞬間の歓喜と喝采の声に忘れられてしまう命たちがいないのか?

そんな心配をしています。

HUGは「殺処分ゼロ」ではなく「悲しむ命ゼロ」を目指しています。